ミケガモのブログ

赤黒青マルドゥクスビート【デュエプレ】【DMPP-04】

安くて楽しくてそこそこ強い。オススメです。

デッキレシピ

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  • コンセプト:A-
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A+
  • 思い入れ:A

タンザナイトボルコンに《マルドゥクス》をぐるぐるされてムカついたので作ってみた。

軽いノリで作ったつもりが、結構戦えるデッキになった。 カジュアルマッチに潜っているけしからん青黒ボルバルをカモにできる。

キーカード解説

《腐敗勇騎マルドゥクス》

f:id:mikegamo:20200801224735j:plain SA付き《デスモーリー》。種族は強そうで弱い。

能力はコントロール向きなので、高パワーの《デスモーリー》の方が強いと思っていた時期もあった。 しかしながら、SAのおかげで速攻に対して殴り返せたり、ビートダウンにも起用できたりするのが強い。 今回はSAを活用して、より攻撃的なデッキを目指すことにした。

《一徹のジャスパー》

f:id:mikegamo:20200801224744j:plain 《飛行男》を《デスモーリー》の自壊効果で潰すのはよく見る光景。 ところが、ビートダウンではもともと相手の手札が多いため、ハンデスで相手のリソースを奪おうとしても効果が薄い。 そこで、むしろこちらのリソースを失わない《ジャスパー》と組ませることにした。

この着想は、その昔《アクア・ソルジャー》を《デスモーリー》に食わせるファンデッキに出会った所から来ている。 モヤシと自壊効果のシンプルな相性の良さを味わうことにしよう。

毎ターンアタックは小回りが利かなくて困ることもあるが、モヤシ効果のおかげでコントロール相手にも怯むことなく突っ込んでいけるのがすごく楽しい。シータメイデンを使っているときにも感じたこの感覚は、結構クセになる。

《猛菌剣兵チックチック》

f:id:mikegamo:20200801224800j:plain SA&攻撃時1ドロー。夢のような取り合わせだが、それだけあってコスト対パワーが貧弱である。 3t目は《ハルカス》《青銅》が出てくることが多いため、攻撃できるのは大抵1回きり。

このデッキでは、《チックチック》を《マルドゥクス》の裏択として採用している。相手がクリーチャーを全く出さない場合には《マルドゥクス》らが腐るわけだが、それはすなわち《チックチック》が殴り返されない状況だということである。あるいは、自壊除去を繰り返して相手がクリーチャーを出さないターンを待つことも可能だ。このデッキなら、《チックチック》が2回殴るのも夢じゃない。

実は、このデッキのおおもとは《チックチック》の使い道を探そうとした所から始まっていたりする。

諸々のクリーチャー

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イデア元だからといって、使わないとは一言も言ってないぞ?

こういうギミックを楽しむデッキには、どこかにお茶目要素を入れておきたくなる。 ここでは《アクア・ソルジャー》。

構築解説

4マナ自壊除去の《マルドゥクス》《デスモーリー》をフル投入。 美味しく自壊するため、モヤシの《ジャスパー》《アクア・ソルジャー》と、pigの《飛行男》を積んだ。

《チックチック》は3枚。4積みだと流石にコストバランスがおかしくなる。

cipドローソースに《アクア・ハルカス》と《フォーチュン・ボール》を採用。 こまめなドローも合わせて、堅実にアドバンテージを取っていこう。

青入り速攻のお供《スパイラル・スライダー》。 相手に2体展開されたときも、バウンス+自壊除去で場を片付けられる。

同じく軽量除去として《火炎流星弾》を3枚。 このデッキは《悪魔聖霊バルホルス》が出てくると詰むので、それに対抗する手段でもある。

《バキューム・ジェル》はただの黒マナ。 やっぱり4マナ帯が多すぎる。

プレイングなど

2t《ジャスパー》→3t《ハルカス》→4t《マルドゥクス》が最善。

自壊除去がメインのデッキだが、《マルドゥクス》《デスモーリー》は1t目に来たら埋めていい。 8枚もあるのでどうせすぐ引ける。

最高パワーはたったの4000。デカブツを自壊でどかしきれなくなったら負け。

追記

なんとこのデッキ(を改造したもの)をランクマッチで回していただけたという。 その方のレシピには、低パワーの補填として《砂男》が入っていた。 f:id:mikegamo:20200711233422j:plain 確かに、《ジャスパー》《ハルカス》《チックチック》との噛み合いが抜群だ。 是非とも入れてみたいカードである。

《バルホルス》よりむしろ《ザーディア》が天敵らしい。