ミケガモのブログ

【デュエプレ】白緑ブラッドウイング・マンティス【DMPP-01】【デッキレシピ】

5マナWブレイカーの《ブラッドウイング・マンティス》に注目して作成したデッキ。

デッキレシピ

ギガント・インセクト型とふたつ牙型の2つを掲載。デッキの根幹は同じ。

f:id:mikegamo:20200222215748j:plain
ギガント・インセクト型。

f:id:mikegamo:20200222215742j:plain
ふたつ牙型。《アルティメット・フォース》は3枚目の《ふたつ牙》のつもり。

  • コンセプト:B
  • 完成度:B+
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

雑に作ったら割とそのままでも強かった(DMPP-01環境のマスターランクのランクマッチでもそこそこ戦えるレベル)。 《ブラッドウイング》自体にカードパワーがあることの表れだろう。

キーカード解説

《ブラッドウイング・マンティス》

f:id:mikegamo:20200222215752j:plain 5マナ6000のW・ブレイカー。攻撃時、強制でクリーチャー1体をマナゾーンから手札に戻す。強制マナ回収がデメリット扱いのため、5マナでありながらW・ブレイカーを持っている。

DMPP-01環境では、《青銅の鎧》から繋がるコスト5に強力なカードが少ない。《ブラッドウイング・マンティス》は、そんな5マナ域において高いパンチ力で攻め上がることができるカードである。ただし《二角》《ツインキャノン》といった大型のパワーライン7000には届かないため、暴れ回れるタイミングは限られる。

マナブーストを過剰にしておけば、強制マナ回収はむしろメリットとなる。ただし7マナまで溜めると、実質5マナでパワー7000、出た時にマナを減らさず2枚もマナ回収できる《二角の超人》が使えてしまうのが悩ましい。その状況では《二角》がほぼ上位互換になるが、先にも述べたように《ブラッドウイング》は《青銅》から繋がる5マナであることで差別化可能。

ちなみに、本家DMでは強制回収数が2体である。これではデメリットが大きすぎて使えないだろう。こんなマイナーカードまで効果を調整してくれるとは有り難い限りだ。

《ブラッドウイング・マンティス》 - デュエル・マスターズ Wiki

参考:同じくコスト5のW・ブレイカー《剣舞の修羅ヴァシュナ》のデッキ。 mikegamo.hatenablog.com

構築解説

過剰なマナブーストのために《大勇者「ふたつ牙」》を採用。

《二角の超人》は《ブラッドウイング》のライバルだが、このカラーリングで《ふたつ牙》を採用しているのに入れない理由が無いので投入。《ブラッドウイング》が倒れた後のダメ押しに使いたい。《ブラッドウイング》を引き込めない時にもお世話になります。

サイドカラーは光。《ブラッドウイング》のおかげでパンチ力は高いので、そのぶん守りを固めたい。

以前の白緑ジェネラルマンティスとだいぶ似た構築になっている。これも《ピカリエ》が強すぎるのがいけない。後述するように、《ブラッドウイング》と《ジェネラルマンティス》の組み合わせ自体も好相性である。デッキコンセプトを融合させて構築することも十分可能…だと思うのだが、パパッと試した限りではイマイチ上手く回らなかった。要調整。

mikegamo.hatenablog.com

プレイングなど

目標は、ブーストを挟んで4t目に《ブラッドウイング・マンティス》を召喚すること。序盤は

  • 《青銅》→《ブラッドウイング》→《ふたつ牙》
  • 《ライフ》→《ピカリエ》or《マグリス》→《ブラッドウイング》

のどちらかのルートが取れると強い。特に上のルートでは、5ターン目に一気にシールドを4枚割ることができる。次ターンに2体とも生き残るとは考えにくいが、《ブラッドウイング》で回収したカードを絡めればそのまま押し切れるはずだ。

《ブラッドウイング》がいる限り、終盤でも《フェアリー・ライフ》《青銅の鎧》が腐りにくいのは少し嬉しい。

クリーチャーは《ブラッドウイング》《二角》で後から回収できるので、気軽にマナチャージしてよい。一方で呪文の回収手段が無いので、呪文を埋めるときは慎重に。

デッキの型について

種族ギガント・インセクトを活かすか、《ふたつ牙》に特化するかで悩んでいる。

ギガント・インセクト型のメリットは、《大昆虫ジェネラルマンティス》《大昆虫ガイアマンティス》を採用できること。《ジェネラルマンティス》は、《ブラッドウイング》から繋げばそのターンでシールドを5枚割り切れる。《ガイアマンティス》は、《ブラッドウイング》を殴り返そうとする大型クリーチャーを上から踏み潰せるのが強い。このように、ギガント・インセクト進化を積むとデッキ戦術がだいぶ豊かになる。使いたいカードの種類を増やしておくことは、《ブラッドウイング》《二角》で必要になったカードを後から回収できるという、このデッキのプレイングの柔軟さともよく噛み合う。《ブラッドウイング》から進化するのはだいぶ勿体ないが、一応種族も活かせる。

デメリットは、ギガント・インセクトにはブーストカードが無く、《ブラッドウイング》が働き過ぎるとジリ貧になってしまうこと。ただし、《ブラッドウイング》が殴り始めるとマナは6で止まるわけだが、6マナあれば《モスキート》+《ジェネラルマンティス》、《ガイアマンティス》どちらもプレイできるのでそれほど問題ないとも言える。

ふたつ牙型のメリットは、《ブラッドウイング》の強制マナ回収を全く気にしなくて良くなることである。最も強い繋ぎである《ブラッドウイング》→《ふたつ牙》の流れが決まりやすくなるのが良い。

デメリットは、《ふたつ牙》を3枚積むと進化元のビーストフォークを増量しなければならないのが面倒なこと。アタックトリガーで継続的にマナを増やせる可能性がある《銀の戦斧》を採用しているが、現実はそう甘くない。《ふたつ牙》を増やしすぎると「それ牙二角だけでよくない?」となってしまうのもネック。