ミケガモのブログ

デュエプレ DMPP-01 環境考察【デッキ編】

トレーディングカードゲームデュエル・マスターズ」(略称:デュエマ、DM)のスマホアプリ版、「デュエル・マスターズ プレイス」(略称:デュエプレ)が2019年12月18日にリリースされた。 リリース直後からメンテナンス続きだったり、ソロプレイが物足りなかったりと心配になる面もあるものの、デュエマ自体が大好きな私は非常に楽しめている。 熱が興じて何かを書いてみたくなったので、色々アウトプットしようと思う。 いくつか書きたいネタはあるが、まずは定番の環境考察で。 ちなみに、攻略サイトの類は一切見ていない。

※デッキレシピはTwitterで検索したものを載せています。 削除希望の方はご連絡ください。

デュエプレはリリース当日…には混雑で繋げなかったので、3日ほどおいてから参戦している。 先述の通りガチデッキを使うのは趣向に合わないのだが、ブログを書くならそれなりの成果を出してからにしようと思い、テンプレデッキをひたすら回してマスターランクに入った。 プレイングは甘ちゃんです。

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アルカディアカップのマスターランクに入ったときのリザルト画面(2020/1/9)

今の環境について

速攻:ビートダウン:コントロール=4:3:4 くらいで混ざっている。 ビートかコントロールかで言ったらビート環境。

よく見るデッキ

白黒赤ボルメテウスコントロール

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本家DMでもお馴染み、コントロールの象徴と言っても過言ではない通称「ボルコン」。ハンデスと除去がありったけ積まれている。 現環境はパンチ力のあるフィニッシャーが少なく、STの逆転力が高いため、《ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン》の盾焼却は非常に心強い。 サブフィニッシャーとして《聖霊アルカディアス》が1枚挿しされていることが多い。 《ボルメテウス》が除去される、もしくは手札に来ないせいでトドメを差し切れなくなることがザラにある。 しかしそこまで終盤まで粘れるようなビートは山札を削るタイプなので、大抵ビートダウンが先にライブラリアウトする。 高額かと思いきや、実は必須パーツはスーパーレアの《ボルメテウス》最低2枚と(しかも1枚はリリースキャンペーンにより無料配布)、 ベリーレアの《デーモン・ハンド》4枚くらいだったりする。個人的に《ボルメテウス》は3積みしたいが。

リリース直後は青黒赤という定番の色構成が流行ったが、今は白黒赤が主流である。 自分はこんな胸焼けしそうなカラーでデッキを組みたくない。 実際このデッキはビート相手にシールドを割られるのを前提に組んでいるように見えるので、コントロールが流行ってきたら形が変わるはずだ。 白を入れるのはビート環境に対抗して《光輪の精霊ピカリエ》を積むためである。 初期には除去札として《デス・スモーク》が採用されていたが、パワー3000~4000のラインで展開されるクリーチャーに対して間に合わないシーンが多いので、 その代わりに《クエイク・ゲート》《勇神兵エグゾリウス》で直接盤面を取りに行く形が取られる。 特に《クエイク・ゲート》は、光の高パワーブロッカーと相性が良い。

ここ最近、トリガーでとにかく場数を減らそうということか《死の宣告》が積まれている構築をよく見る。 また速攻メタとして《卵胞虫ゼリー・ワーム》《魔獣虫カオス・ワーム》を積んでいる人もいたりして、コントロールならではの構築の幅の広さが見られる。

青赤t白準速攻

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個人的に赤入りで《凶戦士ブレイズ・クロー》が入っていないデッキを速攻と呼びたくないので、「準速攻」と名付けた。 あと、速攻のことを"アグロ"と呼ぶ他TCG・DCGのプレイヤーは全員抹殺。デュエマでは「速攻」です。

赤の《奇襲兵ブルレイザー》《クック・ポロン》とスピードアタッカー、青のドロークリーチャーを合わせた速いデッキ。 画像はタッチで白を加えた構築である。ちなみに自分がマスターランクに入ったデッキもこれとほぼ同じで、ミラーマッチになることも多かった。 メタデッキの中では比較的安く組めるのも魅力。

《バースト・ショット》に引っ掛からないパワー3000・4000のラインのクリーチャーを出せるのがとにかく強い。 特に《ミラージュ・マーメイド》の条件付き3ドローがぶっ飛んだ強さであり、コントロールの除去を上回るペースでカードをプレイすることができる。 流石に大量のブロッカーを出されると止まるので、対策として《クリスタル・パラディン》か《ホーリー・スパーク》のどちらかを積むことになるはず。 キャントリップ付きのクリーチャーのおかげでクリーチャーが常に場に出続けるため、場が一度制圧されたとしてもちょっと立て直せば《スパーク》や《パラディン》で逆転できてしまうのが恐ろしい。

赤青緑牙キャノン

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《大勇者「ふたつ牙」》でマナを伸ばして大型クリーチャーを叩きつける。 原始的な環境なので、SA・Wブレイカーというだけの《ツインキャノン・ワイバーン》が強い。 《二角の超人》がプレイできればコントロール相手にもリソースで圧倒できるだろう。 一方、高速のデッキに対してはトリガーを多めに積んで対処する必要がある。 画像を見れば分かる通り、スーパーレアじゃぶじゃぶのデッキであるため構築のハードルは高い。

Twitterで上手く検索できなかったが、赤を抜いて《クリスタル・ランサー》を入れた型も見る。 アプリリリース前、古代の環境を知るデュエマ友達が「牙ランサーが強いはず」と言っていてまさにその通りだった。 《ランサー》入り構築はトリガークリーチャーの《孤高の願》《アクア・チャージャー》を進化元として無理なく積めるのもメリット。

青単

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形を変えながらいつの時代も安定して強い青単。単色でメタデッキが組めるのは水文明だけだと思う。 デュエプレの青単は、潤沢な手札から《クリスタル・ランサー》を出す中速ビートである。 青単の特権《ストリーミング・ビジョン》のおかげで、ボルコンのハンデスなどものともしない。 絶対に息切れしないこと、単色&ドローのおかげで事故を起こしにくいのが特長。 ただし、単色という都合上カードパワーが低いカードを積まなければいけないのがネック。

ところで、検索したら《アングラー・クラスター》を積んでいる構築がとても少なかった。 自分なら迷わず4積みするが、どういうことだろうか。

ときたま見るデッキ

「大地の猛攻」速攻

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《大勇者「大地の猛攻」》を使い、軽量ビーストフォークをパンプして殴り倒す。 「そこそこのパワーラインをそこそこのコストを払って出す」赤青準速攻に対し、 《大地の猛攻》デッキは「そこそこのパワーラインを軽量で出す」ことができるため、準速攻相手に対して相性が良い。 弱点は強みが《大地の猛攻》に集中しすぎている点か。 組み合わせる文明は多様。自分は赤、白、青を見たことがある。


とりあえずこんなところで。 ほかにはターボバロム、牙アルカディアスなどなど。 ヴァルボーグは思ったより見ない印象。4枚集める人が少ないのかな。