ミケガモのブログ

トリガーオーガフィスト改【デュエプレ】【DMPP-10】

デッキレシピ

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  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:B

お題

オーガフィストトリガービートをお願いします 偶然、8マナのクマったがトリガーして、 返しのターンにオーガフィスト装着すると12000トリプルブレイカーになることに気付き着想を得ました サーファーに着けても8000Wブレイカーなのは可能性感じてます 自分でも組むつもりですがよろしくお願いします

https://odaibako.net/detail/request/9b0f189f-d78d-4ffd-b259-3ade8f9fb87d

こんにちは!ブログ、動画をいつも楽しく拝読・拝聴しております。

ミケガモさんに是非デッキ診断していただきたくお題箱に投稿いたしました。 テーマは「クロスギア入りトリガー阿吽ビート」です。

ご相談させていただきたい点は、「今以上にビート性能を向上させるにはどうすればよいか?」です。

現状の問題点は ・マナブーストを積んでいないため展開が遅い ・スピードアタッカーが少ない という感じです。 トリガーの枚数で言えばガントラビートと同程度なので、そちらの劣化版という気がしてなりません。 ミケガモさんならどのように組まれるのか気になりますので、ぜひ知恵をお借りしたいです!よろしくお願いいたします。

(デッキレシピ)

以下、構築時のこだわりを4点紹介します。

①オーガをクロスさせれば、高コストトリガー獣が2打点になる 例:サーファーが8000のWブレイカー、ルブールが9500のWブレイカーに

②アギョウウンギョウにオーガをクロスさせればアンブロッカブルのTブレイカー、センジンまでクロスさせれば5枚ブレイカーになる(守りの堅い相手にはワンショット狙いで使ってます)

③3t目アラゴナイト→4tオーガジェネレート&クロスでスピードアタッカー・2打点・攻撃時パワー8000・ターン終了時アンタップのバケモンを製造できる

④ツバメガエシ採用で、手札にダブつくオーガ、センジンを無理なく出せる

以上です。 オーガのことしか書いてませんでした。

紹介していただけるとうれしいです!

https://odaibako.net/detail/request/b1aae38b-b171-4833-83d1-5f334d07d761

送られてきたレシピ↓。

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キーカード解説

《鬼装 オーガ・フィスト》

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コストx1000だけパワーアップ、パワード・ブレイカー付与。 シンプルながら、効果が1枚で完結した美しいカード。

《オーガ》のパンプアップが美味しく使えるのは、 「効果のわりにコストが高い」というクリーチャー。 お題に来ている通り、トリガークリーチャーはこれを満たす絶好のカードである。

このお題2つを貰う前に組んだのが↓。 入れたいカードが多くて迷走している様がうかがえる。 なぜ《ジャック》が入ってないのかは不明。

今、マジレスで『トリガーオーガ』を組むとなると、 確定枠はおおむね↓のようになると思っている。

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コンセプトの《オーガ》、 トリガービートの安定アタッカー《烈流神》、 そしてカードパワーの高いトリガークリーチャーを選んだ結果だ。

ちなみに《クマっ太》は、これを活かすためにギアを入れていくと、デッキが『トリガーオーガ』から離れてしまう。 T・ブレイカー化は、【サムライ】デッキの一つのオプションとして楽しむ程度に抑えておくのがいい。

デッキ診断

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このレシピのまま、ランクマッチに10戦ほど潜った。

良い構築だと思う。

《アクア・ツバメガエシ》が強いのは発見だった。 自分の理屈では、ドローソースが薄いこのデッキでは、 急激に手札を消費する《ツバメガエシ》は噛み合わないと見ていた。

実質的な働きは、5コスト(4+1の分割払い可)で打点を2個増やすというもの。 マナカーブに上手くはまり込むとだいぶ強い。 4-4000という地味な高スタッツは、殴り合いをする時に便利だった。

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こだわりポイントとして挙がっている、《居合のアラゴナイト》も素敵。 単体のパンチ力はもちろん、《オーガ》との相性も良いと来ている。 おまけに緑マナにもなる。確定枠にはなかったが、ぜひ採用したいカード。

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あまり使わなそうだなぁと睨んでいた《センジン・スタリオン》は、予想通り出番がなかった。

《スタリオン》は、低パワーのトリガークリーチャーとは相性が悪め。 《オーガ》と違って打点を増やしてくれないのも、 殴れるクリーチャーが少ないこのデッキだと結構キツい。

「ビート性能を向上させる」という課題を解決するためにも、《スタリオン》は抜いてしまおう。

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しかし、《スタリオン》を抜いてデッキの攻撃力を上げようとは言ったものの、 真面目に考えると自ずと【ガントラビート】に近づいてしまうのが悔しい。 攻撃力のためには、コンセプトであるトリガークリーチャーも、 数を削らなければならなくなるだろう。 難しい話になってきたので、攻撃力アップは今回考えないことにしたい。

その代わり、理想ムーブを安定させよう。このデッキの一つの美しい流れとして、

《ウンギョウ》→《アギョウ》→《ツバメガエシ》《オーガ》クロス

というのがある。この動きを確保するためには、3ターン連続で単色を埋めなければならない。 多色12枚でこれを狙うのは、ちょっと厳しい。

《烈流神》《ジャック・アルカディアス》は、どう考えても4積み以外ありえない。 ここは泣く泣く《アラゴナイト》を削ることにした。

《アラゴナイト》の後継に入れたのが、《ボルット・紫郎・バルット》。 言っちゃなんだが、割と適当に選んだ。 単色の強いクリーチャーを思いついたら、ここに入れると良い。

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さて、《スタリオン》の枠をどうするかをまだ話していなかった。 自分が選んだのは、《霊騎アウリエス

一番の役目は緑単色マナというところなのだが、 これがトリガーしてくれたおかげで拾えた試合もかなりある。 最悪、5マナで手から出すと次が《烈流神》リンク速攻だ。

マナが伸びないという課題も、これである程度解決できると思う。

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イラストが好き。

言い忘れていたが、確定枠で4枚あった《ミューズ》は、 色合わせの都合で2枚《ダキテー》に差し替えている。

課題

《スタリオン》を抜いたせいで、《ツバメガエシ》4枚が過剰投入になっている。 《シグナル》を撃つための青単色マナという役割もあると言い聞かせて放置しているが、 1~2枚減らした方が、構築の完成度としては高い。

適当に投げ込んだ《紫郎》も、サーチ先が《オーガ》しかないのがイマイチ。 ここから持ってくるギアは、検討しきれていないというのが正直なところ。 ギアを増やしてしまうと、《スタリオン》を抜いた理由:「ギアが多すぎる」と対立する。

《ツバメガエシ》《ベンケイ》の侍流ジェネレートをメイン使いする場合、 意識したいのが《竜装 シデン・レジェンド》との差別化。 《オーガ》と同じパンプ、ブレイク付与があって、さらに5000火力がついてくる。

《シデン・レジェンド》に一本化すれば、緑もいらない。 具体的には、↓のような構築が可能になる。

note.com

《オーガ》の利点は軽さ。 《アラゴナイト》→《オーガ》クロスは、軽さを活かした良い動きである。 《オーガ》手出しを意識するなら、《ツバメガエシ》の枚数も減らせるか。

……こんな感じで、今のレシピもまだまだ改善点が多い。 色々アレンジしてもらえれば。

おわりに

単純にデッキパワーだけ考えると、【ガントラビート】の劣化っぽいのは否めない。

投稿者さんがどのレベルを目指したいのかは分からないが、 このデッキならではの動きを楽しむのが大事だと思う。

対戦動画

youtu.be

マルコナーガ ほか供養デッキ【デュエプレ】【DMPP-10】

はじめに

『石碑ギフトロレンツォ』を使い始める前に、 ADで沼っていたデッキたちの供養。

他にもやること・書くものがあるので手短に。

mikegamo.hatenablog.com

《腐敗電脳アクアポインター

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ADに封印されたダークヒーロー。 今回主に使いたかった人。

のんびり出していると間に合わないかもしれないということで、 《ロスチャ》《アクアポインター》の繋ぎを軸にデッキを考え始めた。

今思うと、「何か→《ビューティシャン》→《ポインター》」でマナカーブに沿って動く方が、 ハンデスデッキとしては良かったかも。

使いたくないカード

『ドロマーデビマ』

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《邪悪の魔刻デビル・マーシャル》に進化する。

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《ロスチャ》の蘇生先は、3→5→《サイン》の流れを考えて、 《オルゼキア》《PG》に。

1枚ずつ削りたい《デビマ》と、7マナWブレイカー連中が噛み合っていなくて使いづらかった。 これは《デビマ》自身の欠陥でもある。

《ラル・アブゾーバー》が自分にも適用になると最高なんだけど。

『ザマルデビマ』

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《デビマ》でもう少し粘りたかったので、【黒単ザマル】に突っ込んでみた。

結果、全然《デビマ》が出なかった。 殴れない《ビューティ》が、《デビマ》と相性の悪いこと悪いこと。

【黒単ザマル】を真面目に回して実感したのが、序盤の立ち回りが《ザマル》に依存しているという点。 《ザマル》が引けない時にデッキの出力が明らかに落ちるのが微妙だった。

あと、《アクアン》の扱いが面倒だった。 1回、手札が多色だらけ&《アクアン》でマナチャージできずに《ザマル》を出し損ねて負けた試合があった。

《ピエール》はシラフで積んでます。

『マルコナーガ』

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こりゃダメだということで、《ポインター》を使う別のデッキを模索。 《ナーガ》の進化元になっていたことを思い出して作ったのがコレ。

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画像は、マスターに上がってからのびのびと作った構築である。 プラチナで沼っていた時は、 何が何でも《ポインター》を4積みするという気概だったので、 コストバランスがガタついていた。 《マルコ》のビート路線と《ポインター》のハンデスが真っ向から対立していたのも扱いづらさの原因だったか。

経験的に、《アクアン》と《ポインター》を4-4で入れるとドロー過多になるのを知っていたので、 《アクアン》をバイバイ。

最近手に入れた青の種《クゥリャン》と、そこから択で進化できる《マルコ》。 《アクアン》が外れたことで、気兼ねなく《サーファー》を4積みした。

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1コストの種として、《タイラント》《トリア》を構えているのがオシャレポイント。

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【ナーガ】には、カードパワーの高い《ブレードワーム》も積みたい。 しかし、色を増やすと《竜極神》を入れない理由がなくなってくる。 2つを天秤にかけた結果、《ブレードワーム》を泣く泣く切った。

代用として、《ドレインワーム》は普通に強いかも。

余談だが、Youtubeのコメント欄で

プラチナ帯で『マルコナーガ』と当たりました。供養デッキにあるなら出してください

というリクエストを貰ってギクッとした。

『PGナーガ』

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『ドロマーデビマ』『マルコナーガ』の融合。 すぐボツにした気がする。

『緑単クワキリ』

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↑の3デッキが【フュージョン】に勝てなさすぎて、 頭がおかしくなって作ったデッキ。

《クワキリ》《メイフライ》8枚体制でビートする。

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《ブロークン・ホーン》は《フュージョン》のメタカードのつもり。 ただし、《クリフュー》→《バイフュー》の順で撃たれると防げない。 大体その前に殴り切ってるけど。

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緑単だが、《インビンシブル・パワー》は入れなかった(候補ではあった)。 《メイフライ》らで盾を削ると、《パワー》まで行かなくても勝てるため。 代わりに、ブロック貫通の《センジン・スタリオン》を入れておいた。 《クワキリ》のパワーがすんごいことになる。

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おわりに

憎むべきは《デリンダー》。

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真面目にハンデスしている場面をちゃぶ台返しにされる。 《ビューティ》《ポインター》を使った後だと特にマズい。

個人的にコイツの嫌いなところは、 「5cデッキにしか入れられないカード」という点だったりする。

対戦動画

10弾収録クロスギアの評価【デュエプレ】【DMPP-10】

お題

満を持して登場したデュエプレのクロスギアの考察をミケガモさんの視点で読んでみたいです。いくつかピックアップ、ミケガモさん的に注目してる10弾クロスギアの考察をお願いします。

https://odaibako.net/detail/request/5e4d34ef-d0a5-4cdd-9928-2f41fb6f326e

メタモーフのときのノリでクロスギアを解説してください

https://odaibako.net/detail/request/4be3482b-58c9-4628-84be-65db6c2a1fbd

メタモーフの記事は、後から読んで「寒っ……」となったので二度とやらない。と思う。

mikegamo.hatenablog.com

クロスギアの仕様

コストの分割

ジェネレートとクロスのコストが分割された。 現状、クロスコストはすべて1。 多色ギアが出たらクロスコストが2になるのだろうか。

このシステム自体は、非常によくできている。 自分は装備魔法のような形式を予想していたので(↓)、良い意味で裏切られた。

あらかじめジェネレートコストを払っておき、 クリーチャーを場に出したターンには、追加で1コスト払うだけで簡単にクロスできる。 パンプアップや《ジャミング・ビート》のようなギアの場合、少ないマナで即クロスできることの恩恵は大きい。 装備魔法形式ではこうはいかない。

この方式の良いところはもう一つある。それは、ギアの効果の強さをジェネレートコストに還元できるということ。

紙の場合、ギアのコストを上げると、ジェネレート・クロスの2回分に反映されてしまう。 実質的に、コストを2刻みでしか設定できなかったとも言える。

一方、デュエプレの仕様では、コストがかかるのがジェネレート時のみなので、 クリーチャーや呪文に近い感覚でコストを設定できる。

そのおかげで、開発としてもカードデザインがだいぶやりやすくなったはずだ。

盤面圧迫

デュエプレクロスギアの残念なところは、盤面を圧迫してしまうところだ。

ただでさえ7体制限が厄介なのに、クロスギアがさらに枠を食ってしまうのが厄介。 下手に場持ちが良いせいで、一度出すとなかなかどかせないのも困る。 クリーチャーならまだ自爆ができる分マシなのだが……。

盤面圧迫の解決策として、自発的にギアを破壊or手札に戻すシステムを導入したらいいと思う。

例えば、

  1. 場にあるギアのクロスボタンをタッチして、
  2. クロス対象選択の画面で、墓地を選べば破壊。プレイヤーを選べば手札に戻る

といったような具合。ギア除去にクロスコストがかかる仕様でも構わない。 今からでも実装してもらえないだろうか。

ちなみに、自分は「ジェネレートゾーン」を作る案を最初に推していた。

クロス操作

クロスの際は「ギアタッチ→クロスボタンを押す→クロス対象を押す」という手順を踏まなければならない。 この仕様は、非常にテンポが悪い。

画面上で距離の離れたところを順番にタッチしなければならないので、操作性がよろしくない。

解決策として推したいのが、クリーチャーで攻撃する時と同様の仕組みで、 クロスギアからのドラッグでクロスするクリーチャーを選べるようにすること。 直感的にも分かりやすいと思うので、ぜひ改善を待ちたい。

ところで、過去の不具合お知らせの中に、

●「クロスギア」をクロスする際、ショートカットキーを使用すると、クロス演出が表示されず、その後、自分のクリーチャーが攻撃を行うと、「クロスギア」が消失する。 ※ショートカットキーは一部のOSのみ使用可能となります。

という記述があるのだが、「クロスのショートカットキー」とは何のことだろうか。 自分はAndroid版・PC版の両方でプレイしているが、どちらにもそれらしきものが見当たらない。 ショートカットキーを用意しているのなら、それも実装してほしい。

dmps.takaratomy.co.jp

クロスギア個別評価

システムの話をしたところで、ここからは個別評価。

《炎刃 イダテン・アクセラー》

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アタックトリガーおよびタップスキルを救う1枚。

高速デッキに雑に突っ込んでおいても活躍できる。

事前予想では環境をぶち壊しに来るかと思っていたら、意外とそうでもなかった。 手札を1枚消費するのと、即クロスのために1マナ多く支払う必要があるのが、意外と負担になる様子。

《マッハアーマー》もそうだが、 立ち回りがこれに依存しているデッキは《ボルット・紫郎・バルット》を入れておきたいところ。

《助太刀 メモリーアクセラー》

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強く見えてしまうが、2回殴らないとアドにならないことは意識すべき。

単体で突っ込んでも最低限の仕事はできるものの、 アクセル持ちクリーチャーなどのシナジーを用意しておくのが無難。

紙ではクロスが簡単で使いやすいという評価だった。 現デュエプレに実装中のギアはクロスコストが1で統一されたので、相対的に損をしている。

《覇翼 フェアリー・アクセラー》

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《助太刀》と比べると、最悪1回殴りでもマナ加速という仕事になるのが良いところ。

一方で、ブースト効果にとって、効き目が遅いことのデメリットは大きい。

無駄にマナが増えていくので、マナを削ったりギアを付け替えたりといったギミックが欲しい。 ……《維新》使えってことか。

強いかは別として、《助太刀》《覇翼》のリソース連中は結構好み。

《熱刀 デュアル・スティンガー》

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刺さる相手にえげつないほど刺さる。

デュエプレでは【天門】の勢力が強く、 コントロールデッキにも軽量ブロッカーが多く入るようになったため、 紙よりも腐りにくい。 《紫郎》のサーチ先として、1~2枚積んでおきたいカード。

ただし、《PG》だけはどうにもならないので注意。 一筋縄では行かないところがカードリストの妙。

《流楯 スプラッシュ・ディフェンサー》

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ゴミカス。

紙の《シャイニング・ディフェンス》を見てから出直してきてほしい。

サムライ付与が最後の希望だが、 現実的に恩恵を受けられるのは《紫電》くらいだろうか。……無理かな。

《流砲 ハイドロ・バズーカ》

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コスト3以下を戻したところですぐ出てくる。 サボタージュ能力なので《エル・カイオウ》を突破できないし、 トリガーチャンスも生まれてしまう。

役立つのはビートダウンの殴り合いのときだろうが、 その対面でこのカードに累計4コスト払う余裕があるのだろうか。

手札交換できるのだけは偉いが、こんな使いにくい効果ならそもそもジェネレートしなくていい。

今のサムライだと、ディスカードを活かせるカードも少ない。 トリガー《ベンケイ》侍流ジェネレートから《提督》を捨てるくらいか。

《鬼装 オーガ・フィスト》

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パワー上昇は紙のままだが、 2個目の効果がチャンプブロック防止からパワード・ブレイカー付与に変更された。

シンプルにして無駄のない効果である。

特に、やたら高コストのカード、 パワード・ブレイカーが欲しかったカードには朗報。そうでなくとも、打点補強や火力耐性目当てで付ければ強い。

現状、パワーアップができる最軽量のギア。 1~2コストでパワー上昇するギアも欲しい。

《竜装 ザンゲキ・マッハアーマー》

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10弾収録の中でもっとも使われているカード。

純粋なサムライデッキよりも、【武者】と【ロマノフ】で使われているのはいいんだか悪いんだか。

一度出すとトップが無茶苦茶強くなる。 召喚コストが1減るので、実質元のコストでスピードアタッカーが余分についてくるというお得さ。 《イダテン》が使われていないのは、この点で性能負けしているからというのもある。

《叫器 ジャミング・ビート》

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地味にウザいカード。 《マッハアーマー》もそうだが、紙でクロス時・フリー時で効果が分かれていたのが、 どちらも常時発動するようになった。素晴らしい。

対呪文限定とはいえ、任意のカードに「選ばれない」を付与できるのは画期的。 紙の《ペトリアル・フレーム》が大好きだった自分にはたまらない。 1コストでクロスできるため、出したターンにそのままクロスして保護、の動きがやりやすいのも強化ポイント。

汎用性は地味に高いと思う。

《将騎 センジン・スタリオン》

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《パワード・スタリオン》から引き継いだパワー2倍、 《オーガ・フィスト》と交換したチャンプブロック防止効果を搭載。 クロスギアでついでに付与する分には、こういう能力もいいものだ。 《PG》突破にも役に立つはず。

さらに、cipで多色クリーチャーをマナに飛ばすことができる。 《ゲキメツ》でランデスされても5マナくらいは払えるだろう。 《キング》《クイーン》のロックも、《ゼンアク》の破壊耐性も貫通する。

総じて、今環境にいる高コスト帯のカードに良く刺さる。 クロス時の効果も申し分ない。 汎用クロスギアとしてはかなり良い線行っている。

何も考えずに突っ込んでおくと、意外に良い仕事をするカードかもしれない。

《竜装 シデン・レジェンド》

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パンプ・ブレイク付与の効果で見ると、《オーガ・フィスト》に劣ることが多い。

活用するなら、やはりcip5000火力のほう。 6マナ払うのは渋いので、 《ツバメガエシ》《ベンケイ》などの侍流ジェネレートと同居させるのがいいだろう。

ついでに、《紫電》に無料クロスできる。 専用デッキだと多少嬉しいと思うが、《紫電》と他に2体くらいサムライがいれば、 これが無くても殴り切れる。

これを最大限に活用できる構築は、意外と限られている。

note.com

総評

クロスコストが1に統一されたのが素晴らしい。 元のコストが3~5のクロスギアは、使い勝手が大幅に向上している。

《マッハアーマー》は言わずと知れた強さ。

《イダテン》はできることを広げてくれるので、常に頭の片隅に入れておきたいカード。

個人的には、《オーガ》《ジャミング》《スタリオン》の3枚に注目している。

デュエプレは緑単色カードが弱すぎてデッキに積みたくないというのが常だったが、 この3枚はそこそこ汎用性があって使いやすい。 緑マナに困ったらこれらを検討してみるのもいいと思う。

エタトラフュージョン / PGビート / クローシスアレクサンドル【デュエプレ】【DMPP-10】

待たせたな。

『エタトラフュージョン

エターナルトラップをふんだんに利用したデッキをお願いします。 最近密かにエターナルトラップが刺さる単色対面が多いと思っており (ロマノフ、武者、ガントラ、ドロマー天門等々) 次弾でスタン落ち目前にして全盛期が来ているのではないかと思っています。 今ミケガモさんがエターナルトラップを使った構築を見てみたいです。 僕はフュージョンに4採用+ミ・アモーレを採用して、 GAEからトラップかミ・アモーレ引っ張ってくるORゲキメツ蘇生で 遅延連続してマナためてフュージョンを間に合わせる構築で使っています。 今の環境だと平気で4ターンほど遅延できるのが強いと思っています。 よろしくお願いいたします

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送られてきたレシピ。

https://odaibako.net/detail/request/48636399-1501-400d-84e1-2b6729ec7c49

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《調和と繁栄の罠》を《スパーク》と比べた時のメリット・デメリットは、以下の通り。

  • メリット
    • 手撃ちで1ターン稼げる
    • 殴り切り失敗時の保険として撃てる
    • 緑マナになる
  • デメリット
    • 相手の場によっては止めきれない
    • 突破・タップキルに使えない
    • 多色である

重要なのが、手撃ちでも時間を稼げるところ。 《エタトラ》+何かの行動をしつつ、1ターン遅延できるといい。

現環境で少しでも時間を稼ぎたいデッキと言えば、【5cフュージョン】。 【フュージョン】は緑マナ確保が重要だし、マナが伸びるので《エタトラ》+何かの動きも現実的。 《エタトラ》採用は良い選択だと思う。

原案をちょっとだけカスタムした↓のレシピで、数戦回してみた。 カスタムの根拠は以下。

  • ゴッドは8~9枚。飛び抜けて強い《竜極神》は3積みしていい
  • 腐りやすい《ミ・アモーレ》を2枚に
  • 5マナの《スプラッシュアックス》4枚は過剰なので減量

《ミ・アモーレ》は置き遅延要員としてはもちろん、 《E・レオパルド》で引っ張ってこれる単色マナとしても優秀だった。 ガチ環境では使用頻度は低いが、不意に出されると困るデッキは多いと思う。

《エタトラ》はあまり活躍しなかった……。

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自分好みに改造すると↓になる。

《エタトラ》を撃ちたいのは、《バイオレンス・フュージョン》の前のターン。 なので、マナを使い切ってしまう《クリスタル・フュージョン》よりも、 細かく動ける《セブンス・タワー》のほうが適任だと思った。

ただ、《クリスタル・フュージョン》のほうが純粋な出力としては高い。 普遍的なカードパワーを取るか、《エタトラ》とのシナジーを取るかが迷いどころ。

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他にもデッキは無いかということで思いついたのが↓の【ギフトアルファディオス】。 しかし、《エタトラ》はこのデッキには不向きなようである。 理由は、

  • 手札が細いこともあって、トップ多色に悩まされることが多い
  • 緑マナは十分確保できている
  • 手撃ちする暇がない
  • タップキルで場を一掃できる《スパーク》のほうが強い

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なにかとんでもなく面白いデッキが思いつくと良かったのだが、 発想力が足りなかった。申し訳ない。

《エタトラ》は手撃ちしてこそだと思っているので、 それを活かせるデッキというところからスタートしたい。

デッキ内を「攻撃されない」クリーチャーで固めて、 《エタトラ》を撃つことで相手の殴り先を失わせるというアイデアだけ最後に置いておく。

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『PGビート』

いつもブログを楽しく読ませてもらっています。 今回は、戦国武闘会で収録された《不滅の精霊パーフェクト・ギャラクシー》 をメインにしたデッキ、加えて可能であればビートダウン型をリクエストさせていただきます。 イラストや名前・パワー・効果が大好きなカードで、自分でもメインカードとして様々なデッキを組んでいますが、ミケガモさんのデッキビルドではどうなるのか見てみたいです。 PGの採用デッキとして多いのは、単体でのカードパワーを評価されてコントロールでグッドスタッフ的に採用されている構築ですが、できればPGが主人公になるデッキにしたいと悩んでます。 また「ビートダウン」と指定した理由は、自分はビートダウンデッキが好きだからです。とはいえそれだけではなく、トリガーを踏んでもSFで除去されにくい耐性と、SFを解除するためにはこちらのシールドを割らなくてはいけないのでその分手札が補充できる2点から、実はビートダウンで強いのではないかと考えたので提案させていただきました。 長文になってしまいましたが、ご一考いただければ幸いです。

https://odaibako.net/detail/request/49ba469a-b26f-49af-8f6e-aea05e5ffae1

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アーキタイプとしては、自分もビートダウンのほうが好きだ。 理由は、【フュージョン】や【自壊ゼロフェニ】のような、 よく分からないデッキに負けるのがイヤだから。

最強クラスの除去耐性を持つ《PG》でビートできたら確かに強いのだが、 困ってしまうのがコストの重さ。

ビートダウンは、原則として速度で殴り勝つアーキタイプである。 7マナでスピードアタッカーでもない《PG》がノコノコ出てくるようでは、 速度として遅いと言わざるを得ない。

遅さはコスト7の宿命なので、

  • 殴ってくるデッキには防御を固めて対処
  • 遅いデッキには殴って圧をかける

というように、半コントロール・半ビートのような構築にするのが良いと思う。

攻撃的に《PG》を使う場合、パーツとしては、早期降臨に繋がる《聖騎士ヴォイジャー》《ヘブンズ・ゲート》の2種は欠かせない。 また、打点数が優秀なエンジェルとして、《連珠の精霊アガピトス》も一緒に入れておきたい。

この分析から行くと、一番簡単なのが【ラッカマルコ】に積むこと。 元からこれらのカードが入っているし、デッキの方向性もマッチしている。 強いデッキにしたい場合は、実績もあるこのデッキタイプを試してみるといい。

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https://twitter.com/Chitara_DMP/status/1431630291475394567?s=20

これだと紹介だけになってしまうな、と思って自分で組んでみたのはトリーヴァ型。 リソースカードをふんだんに積み込んで、《PG》に特化した構築にしたつもり。 《無頼電脳スプラッシュアックス》で、5→7の繋ぎを意識している。

ブロッカー突破能力に欠けるので、《スパーク》が欲しい。 ただ、主要カードが白に偏りすぎているので、スペースがない。

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『アレクサンドルコントロール

アレクサンドル3世ハンデス組んでください! クローンバイスで確定3ハンデスや宝剣で4ランデスして欲しい!! リソースと枠がキツキツなところがあります。 どうかよろしくお願いします!

https://odaibako.net/detail/request/ed591f28-0b82-4e54-bd31-978aee302553

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《アレクサンドル》《宝剣》《クローン・バイス》が確定枠。

守りも攻めもリソースも皆無なので、それらを必死に詰め込んで出来たのが↓。

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ギミックを楽しむなら、呪文回収の《デ・バウラ》、 山札に呪文を装填する《パルティア》なども入れたい。 ただ、自分の信条として「回らないデッキは面白くない」というのがあるので、 その辺のたられば系カードは一旦切った。

《サーファー》ではなく《サーフ・スパイラル》。 トリガー時の出力重視。《デル・フィン》で詰むとか言ってらんない。

やってみたいのが、《インフェルノ・ゲート》2連射で《サファイア》2体降臨。 そのためには、《ロスチャ》だけでなく《エマタイ》も欲しい。 でも《エナライ》を切るのは厳しい。

石碑ギフトロレンツォ【デュエプレ】【マスター】【DMPP-10】

デッキレシピ

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  • コンセプト:S-
  • 完成度:S
  • デッキパワー:A-
  • 思い入れ:S

21/9/13, ボルバルザーク・紫電カップADマスター到達。 使ったのはプラチナ3から。

それまでに沼っていた別のデッキは、今度の記事で供養するつもり。

キーカード解説

《天雷の龍聖ロレンツォⅣ世》

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6-7000, W・ブレイカー。 味方のドラゴン及びナイトに、ブロッカーとアンタッチャブル付与。 紙と比べると、コストが1減り、ドラゴンも対象に含まれるようになった。

どこぞの《アムシオン》と違って、2体並べるとお互いを保護できるのが偉い。

自分の全クリーチャーがアンタッチャブルになると考えると、ワクワクが止まらない。

《神秘と創造の石碑》

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《ロレンツォ》を同時に2体並べたい!という願いを叶えてくれるのが、《神秘と創造の石碑》。 《石碑》《ロレンツォ》の組み合わせ自体は、コンボ脳のプレイヤーなら辿り着けるはず。

それを実戦に落とし込めるかどうかが、ビルダーの腕の見せ所。

構築解説

メインギミック

シラフで《石碑》《ロレンツォ》をやろうと思うと9マナ。 そこまでのんびりしてはいられないので、コンボを決めやすいように構築しよう。

《ロレンツォ》は6マナ単色なので、 《フェアリー・ギフト》がぴったり使える。 《石碑》《ギフト》《ロレンツォ》で7マナコンボだ。

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だが、これでもまだ重たさが残る。 どうにか、もっと軽くならないだろうか……。

軽減の余地があるとすれば、呪文のほうになる。 となれば、10弾収録の呪文軽減クリーチャー、《氷牙フランツⅠ世》の出番だろう。 《フランツ》はナイトなので、《ロレンツォ》の恩恵も受けられる。 《石碑》《ギフト》で合計2軽くなって、コンボコストは5まで下がる。

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しかしこれだと手札消費が激しいな……と思ったところで、 《フランツ》からの繋がりが良い《魔弾オープン・ブレイン》が問題を解決してくれることに気付く。

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  • 3:《フランツ》
  • 4:《オープン・ブレイン》
  • 5:《石碑》《ギフト》《ロレンツォ》

と、マナカーブも完璧だ。

これは素晴らしい構築になるに違いないと確信した瞬間である。 ランクマに持っていくしかない……(使命感)

サブギミック

《ロレンツォ》だけだと、デッキのパンチ力が不足している。 《ギフト》の適用先確保の意味も込めて、重めのクリーチャーがもう1体欲しいところだ。

対象は、《ロレンツォ》効果が適用されるドラゴンかナイトが望ましい。 あんまり重くても困るため、コストは6か7だと助かる。

この条件を満たすカードとして選ばれたのが、《氷牙アクア・マルガレーテ卿》

お気に入りポイントは、場にナイトがいない状態から、 手札の《オープン・ブレイン》で4ドローできるところ。 序盤で躓いても、《ギフト》《マルガレーテ》《オープン・ブレイン》で、 体勢を整えられるようになった。

もちろん、バウンス効果も普通に強い。

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ちなみに、この枠は当初、《光神龍ザ・イエス4枚だった。

《石碑》《ギフト》で増殖させる気満々でコスト6のコイツを選んだのだが、 まず《石碑》《ギフト》のペアですら中々揃わないので微妙だった。 コンボ失敗時のカバーという点では、 使うにしても《ギフト》だけで十分な《マルガレーテ》のほうが適任である。

さらに、《ザ・イエス》cipでシールド2枚追加と、《ロレンツォ》でブロッカー2体では、 防御枚数が変わらない。 コントロールキラーの《ロレンツォ》の補完として、 ビートに強い《ザ・イエス》を積んだつもりだったのだが、 使い分けの必要が薄かった。

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枚数調整

メインギミックのパーツは基本的に4積み。 ただし、《石碑》はコンボ以外の用途が乏しいことから3枚に抑えた。 ちなみに、山15盾1の状況で、残1の《ロレンツォ》がスカって負けたことがある。

《マルガレーテ》は3枚。2枚でもいい……かもしれない。

《フェアリー・ライフ》は、やっぱり無いとダメっぽい。 《フランツ》を立てると実質0マナになるので、遅れを取り戻すのにも使える。4枚。

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《バリアント・スパーク》は、お馴染みの突破呪文。 マナを伸ばせるので《ホリスパ》よりこっち。 状況によっては腐るので3枚。

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エナジー・ライト》は、補助のドローソース。 《オープン・ブレイン》だけだとさすがに不安定だった。 《ブレイン・チャージャー》と迷ったが、デッキを掘り進めるため《エナライ》に。 《オープン・ブレイン》を撃った後はそんなに要らないので、2枚。

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《魔光王機デ・バウラ伯》は、呪文回収と、 《オープン・ブレイン》用のナイト確保。 便利だが、序盤に腐る可能性があるのと、殴れないので2枚。

《ライフ》《エナライ》《デ・バウラ》の3点セットは、紙の頃も好きだった。

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《魔弾プラス・ワン》は、《ザ・イエス》が転生した呪文。 《マルガレーテ》用にナイト・マジック呪文を確保したかったのもある。 ほどほどに撃ちたいので2枚。

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《光器ペトローバ》は、筋肉不足のナイトをビルドアップするカード。 特に《フランツ》を《メツ》から保護できるのが良い。 コイツもアンタッチャブルなので、《ロレンツォ》の完璧な布陣を乱すことがない。

本音は2枚希望だが、非常に腐りやすいので1枚。 これを抜けばND対応になるという点も含めて、枚数調整の余地があるカード。

一度《サウザンド・スピア》で焼かれて、とても懐かしい気分になった。

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《策略と魅了の花籠》は、色合わせのトリガー。 3色デッキではあるのだが、コンボのために色確保が重要なので重宝する。 トリガー枚数および色合わせの観点から4枚。

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プレイングメモ

《フランツ》→《オーブレ》→《石碑》《ギフト》《ロレンツォ》は、 不思議なことに実戦で一度も決まらなかった。 代わりに、全部が1ターン遅れだったり、 《オーブレ》の代わりに《ギフト》《マルガレーテ》《オーブレ》といった派生型で、 何度か5マナコンボが決まった。

そういうわけなので、早期コンボにこだわりすぎないほうが良い。

  • 7マナで《石碑》《ギフト》《ロレンツォ》
  • 8マナで《フランツ》《石碑》《ギフト》《ロレンツォ》

などのルートで《ロレンツォ》を立てるのでも十分。

ナイトが除去されまくるときは、《マルガレーテ》《オープン・ブレイン》から始めるのを意識。

全軍アンタッチャブルになれば、トリガー耐性はとても高い。 ただし、《ジャック・アルカディアス》を踏むと普通に止まる。 詰める時は、ジャスキル + 1打点用意できると安定する。

コントロール相手は、処理札がなさそうなら早めに突っ込む。

トリガーに期待するときは、トリガー呪文で《マルガレーテ》のバウンスが発動することを考えておく。

初手に《ギフト》と《ライフ》が来たら、《ギフト》を切って《ライフ》を撃つ。

相性雑感

この形にしてからは、15勝11敗。

勝ち試合のうち6割は、《石碑》《ロレンツォ》のコンボが決定打となる。 負けるときは何もできずに負ける。

純粋なコントロール系に微有利。 《オープン・ブレイン》のリソースと、《ロレンツォ》のアンタッチャブルで詰められる。 《ゲキメツ》や《ゼンアク》のパンチで誰も破壊されないのが助かる。

ビートダウン系は微不利~五分。 《ロレンツォ》《プラス・ワン》の防御力に期待。

ランプ系だと、【ドルバロム】は速度的に無理だが、 【フュージョン】はギリギリ間に合うこともある。

アーキタイプどうこうより、コンセプトブレイクしてくるカードが非常に辛い。

  • ブラックリスト(※は実際遭遇)
    • 《魔刻の斬将オルゼキア》※
    • 《サージェント・クワガタン》※
    • 《雲上の精霊オービスγ》※
    • 《アポカリプス・デイ》
    • 《インビンシブル・アビス》
    • 《バロム》系列の方々
    • 《クリムゾン・メガ・ドラグーン》
    • 《クリスタル・パラディン

おわりに

マスターに行ったデッキの変態度としては過去二番目だ。 一番は当然これ ↓。

mikegamo.hatenablog.com

ガチ対戦でコンボが決まって、そのおかげで勝つのはめちゃくちゃ気持ち良かった。

普段は「無難な基盤に使いたいカードを乗せる」ことが多いのだが、 今回はデッキ基盤が無いところから自力で構築を作った。 達成感もひとしおである。

自分にとって、ランクマの一番のモチベは、「夢中になれるデッキを1つ持つこと」。 今月は『石碑ロレンツォ』に辿り着くまでが長かったので、ADプラチナ帯が長いこと苦行だった。

来月はどうしようかなぁ。

対戦動画

youtu.be