ミケガモのブログ

ゲキメツマグナム / アナカラーメイデンver.08【デュエプレ】【DMPP-08N】

ストレートx2。

ゲキメツマグナム

前回マグナムのお題を送った者です。環境にゲキメツのコントロールが現れてきましたが、それに対する対抗策としてマッドネスを搭載されている方を見かけることが増えてきました。これは今こそマグナムが輝く時なのではないかと思いお題箱に投函させていただきました。 よろしければぜひマグナム搭載の型を見せて欲しいです。

https://odaibako.net/detail/request/a4c52a88-40b9-4d5f-a8e4-5bcf7ccc4f15

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  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:S-
  • 思い入れ:B

↓ 前回のヤツはこんな感じ。ビートダウン型は投稿者さんの舌に合わなかったか?

mikegamo.hatenablog.com

↓ 前の記事の「おまけ」に、《マグナム》をコンボ要員として組み込んだデッキレシピを紹介している。

mikegamo.hatenablog.com

《百発人形マグナム》。 各ターン1回まで、クリーチャーを踏み倒したプレイヤーに《死の宣告》(布告除去)を撃つ。 f:id:mikegamo:20210225222248j:plain

前回、《マグナム》にはコントロールに入れるほどのグッドスタッフ性が無いと考察した。 実際、7弾環境では《マグナム》はコントロールの救世主にはなれなかった。

8弾では、コントロール向きの優良パーツが多く収録され、【除去コン】のデッキパワーが底上げされた。 そして偶然か、新パーツの多くが《マグナム》採用を後押ししている。

《のろいとホラーの贈り物》で低パワークリーチャーを狩って、布告除去の効用を高められること。 《封魔魂具バジル》《電磁傀儡ポワワン》といった選ばせハンデスのメタであるマッドネスを、 《マグナム》でさらにメタれること。 そして、4000火力の《サウザンド・スピア》がスタン落ちし、代わりに《贈り物》などの3000火力が主流になったこと。

ここまで下地が整えば、コントロールでも役割を持てる。

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パワカ。

中身は普通の【ゲキメツコン】。 《ゲキメツ》がデッキの省スペース化に大きく貢献してくれるおかげで、《マグナム》のようなメタカードを積む余裕が生まれる。

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《竜極神ゲキ》と《マグナム》は若干アンチシナジーだが、 pig持ちを蘇生してそのまま破壊できるというコンボもある。

よほど奇抜なギミックを仕込んでいるのでもない限り、 除去コントロールは無難な構築と真顔のプレイングになってしまう。 構築自体に特筆すべき点は無い。

自分は性格が良いので、ランクマで【天門】と【アポロヌス】を1回ずつしばいて終わりにした。 《腐敗勇騎ガレック》が1枚くらいあってもいい。

アナカラーメイデンver.08

2コス多色が追加されましたが、8弾verのクイーンメイデンとゲオルグ入デッキが見たいです!

https://odaibako.net/detail/request/4978a9ec-d009-45df-9eb5-ef048a9989ff

これ、《メイデン》と《ゲオルグ》が共演するデッキを1つ作れということで良いのだろうか。

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  • コンセプト:B
  • 完成度:A
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

多色進化の2体、《永刻のクイーン・メイデン》《超鎧亜キングダム・ゲオルグをダブル採用したビートダウン。

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8弾で新たに来た2マナ多色クリーチャーは、 《電磁傀儡ポワワン》《封魔ハリセンモン》《霊王機エル・カイオウ》の3種。 プレイヤーを殴れない《エル・カイオウ》は、標準的なビートダウンデッキには不適。 その代わりに青黒の《腐敗電脳メルニア》を投入して、アナカラーを軸にした【メイデン】を組んでみた。

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【シータメイデン】は、《ゴンタ》《ジャスパー》に《レチア》が加わってから、2マナ12枚体制が標準となった。 一方の【アナメイデン】はパーツが増えず苦い思いをしてきたわけだが、 8弾でようやくこちらも12枚体制が整うこととなった。 黒緑の2マナ多色は次の9弾に期待しよう。

シータ型は、「赤緑多色 + 青単色」で3色を揃える構築になっている。 アナ型でもこれを見習うことにしよう。 2マナ多色の文明の都合上、アナ型では「青黒多色 + 緑単色」の構成が安定する。

青黒多色といえば《腐敗電脳アクアポインター。 ビートダウンでは、ハンデスの旨味が小さい。 cip1ドロー、運が良ければ相手の対処札を抜けるかも、という程度に捉えておくのがハッピー。 1ターン目に埋めることで、デッキタイプを偽装するのも仕事である。

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緑単色は、ビート向きのクリーチャーとして《進化の化身》《自由な旅人ベア子姫》《緑神龍ハルクーンベルガ》を搭載。 《進化の化身》は、後述の《ゲオルグ》も引っ張って来れるサーチャー。 《ベア子姫》は、貴重な緑のトリガークリーチャー。 《ハルクーンベルガ》は、小型クリーチャーの打点補強のために入れている。

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お題に沿って、《超鎧亜キングダム・ゲオルグを2枚挿した。 《メイデン》で序盤に2枚削って止まったとしても、クリーチャーを2体残せれば、 《ゲオルグ》進化からのジャストキルを狙いに行ける。 白マナには、【アポロヌス】に耐性を付ける《予言者リク》。 《ゲオルグ》のタップと被らないように役割分担した。 トリガー役としては正直弱いので、重複承知で《転倒専機コロビナー》か《ホーリー・スパーク》の方が良い。

シータ型は、《アクア・サーファー》《アクア・ハルカス》《フォーチュン・ボール》など、 青単色の強カードを使えるのが強みであった。 一方、アナ型は色合わせの都合で、緑単色のカードを積むしかない。 悔しいが、このカードパワーの差は、対戦で如実に出てくると思う。 アナカラーがt白をしたときの利点、《ゲオルグ》を活かすことで何とか差別化を図りたい。

ビッグバンニャンパッタ【デュエプレ】【DMPP-08N】

はじめに

ニャンパッタでデッキを組んで欲しいです。

https://odaibako.net/detail/request/5d2239bd-cf0d-4bd8-8be5-5012281a716d

どうせ《サファイア》出すだけだし、あんまり面白くならないよな……と思っていた。 8弾が来るまでは。

デッキレシピ

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  • コンセプト:A
  • 完成度:B
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:C

回す気が無くてゴメンナサイ。

キーカード解説

《ドラゴンの執事ニャンパッタ》

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4マナ2000のSA。ただし強制攻撃のデメリット持ち。 自分のターン開始時、自壊して手札から進化でないドラゴンをタダ出しする。

ドラゴン踏み倒しは魅力的だが、今や大して珍しい能力ではない。

  • 《爆竜兵ドラグストライク》《無頼剣兵ドラグイノセント》からの踏み倒し
  • 《ロスト・チャージャー》《インフェルノ・ゲート》のコンボ
  • 《幻想妖精カチュア》による呼び出し

など、安定した手段は他にもある。 これらと比較した時の《ニャンパッタ》のメリットは、《ライフ》→《ニャンパッタ》と繋いで、最速4t目に恒常的にドラゴンを出せることである。 スピード感を大事にして戦いたい。

踏み倒しターンが早い分、 《ニャンパッタ》には「出したターンに攻撃して1ターン生き残れ」という危険なミッションが課されている。 パワー2000以上のブロッカーがいたら当然出せないし、 殴れたとしてもトリガーや殴り返しにも怯えなければならない。 今回は、このデメリットの対策は特にしない。 一応、《ディオーネ》と組めばSA無効化で殴らずに済むが、 それだとブーストからの《幻想妖精カチュア》と同じ速度になってしまって《ニャンパッタ》の価値が薄れる。 《ニャンパッタ》を使う以上、ある程度の割り切りが必要だろう。

なお、「進化でない」という条件のせいで、《極仙龍バイオレンス・サンダー》は出せない。 また、出てきたドラゴンは普通に召喚酔いする。 この辺りを考えると、出したいのは《ボルメテウス・サファイア・ドラゴン》一択と言っていいだろう。

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みんなが好きだからボクは好きじゃないです。

《超神星ビッグバン・アナスタシス》《幻獣竜機ボルパンサー》

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ドリームメイトがドラゴンをサポートする。 《ニャンパッタ》の効果は、不死鳥編特有の意味不明な種族サポートの1つでしかなかった。

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紙版のキミもね。

だが、デュエプレ8弾では、ドリームメイトとドラゴンを繋ぐカードが出てきた。 《超神星ビッグバン・アナスタシス》《幻獣竜機ボルパンサー》の2枚である。 《ニャンパッタ》のスペックが、今ようやく活かされようとしている。

構築解説

《ビッグバン》で《サファイア》や《ボルパンサー》を踏み倒してワッショイする構築に、《ニャンパッタ》をぶち込んだ。

標準的なレシピでは、手札に来た《サファイア》は基本的にマナに送るしかない。 それに対してこのレシピでは、《ニャンパッタ》で引いてしまった《サファイア》の踏み倒しを狙えるようにしている。

万一《ニャンパッタ》が除去されてしまったとしても、 《炎霊甲蟲ジャンガルジャン》などのシステムクリーチャーを軽量除去から守れると考えれば悪くない。

《ニャンパッタ》はドリームメイトなので、《ビッグバン》の進化元にもなれる……のだが、 強制攻撃のせいでまともに進化できるとは思えない。 そこで、ドリームメイトであることのメリットを他に見出すべきだと考えて、 《幻獣提督ウー・ワンダフォー》でキャッチすることにした。 ドローソースが薄すぎるこのデッキの唯一の手札補充役である。

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一応、《ビッグバン》で《ボルパンサー》と一緒に出てきた時、ドリームメイト・ドラゴンの数参照が崩れないというメリットもあるか。

《ニャンパッタ》早出しのため、2マナブーストは気合の8枚体制。 トップが弱いデッキなので、《フェアリー・ライフ》を抜いた方が良い説はある。

白6枚はナメた構築かもしれない。 アドバンテージ役として《ウルコス》が必要な気がしたため、とりあえずこうしている。

5cロマネ軸プラチナム【デュエプレ】【DMPP-08N】

デッキレシピ

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  • コンセプト:B
  • 完成度:B
  • デッキパワー:B
  • 思い入れ:A

ガチには……ならないかなぁ。

↓ DMPP-06登場時の構築。

mikegamo.hatenablog.com

一応、結構前に来ていた↓のお題も消化と言うことで。

いつもお疲れ様です。 プラチナムのデッキを作って頂きたいです。極神編が来てからでも大丈夫です。宜しくお願い致します。

https://odaibako.net/detail/request/c751eb52-0c8a-499d-be0c-639bb6862484

キーカード解説

《五元の精霊プラチナム

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最近また1枚作った。

DMPP-06の激渋SR。自分の場に5色揃えるとG・ゼロ、おまけ程度の敗北回避能力を持っている。

DMPP-08にて、念願の3色カードが実装。 以前は2色x2体ともう1体で最低クリーチャー3体が必要だったのが、 3色クリーチャー+残りの2色クリーチャーの2体で、G・ゼロ条件を満たせるようになった。 現在実装されている3色クリーチャーのラインナップは以下の通りである。

  • 白青緑(トリーヴァ):《剛勇王機フルメタル・レモン》
  • 白青黒(ドロマー):《鎧亜の剣邪ミストジアス》《超鎧亜キングダム・ゲオルグ
  • 青黒赤(クローシス):《極仙龍バイオレンス・サンダー》
  • 黒赤緑(デアリガズ):《霊翼の宝アルバトロス》《鎧亜の咆哮キリュー・ジルヴェス》
  • 白赤緑(リース):《龍仙ロマネスク

前回の記事でも触れた通り、どの組み合わせで5色を達成するのかは構築の段階である程度決めておいた方が良いだろう。 このカラーの中での狙い目は、クリーチャーが2種類いるドロマーとデアリガズ、 パワーカード《ロマネスク》のリースである。

この3つのカラーの特徴を順に見て行こう。

ドロマー + 赤緑

ドロマー側は、軽い《ミストジアス》で3色確保できるのが強い。 最速4ターン目にG・ゼロ条件達成となるほか、 例えば《ミストジアス》+《ゴンタ》と繋ぐと、すぐに《プラチナム》を出せる。 さらに後ろには、グッドスタッフ性の高い《キングダム・ゲオルグまで控えている。 3色の取り合わせとしては、現状最も優秀と思われる。

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一方、赤緑は攻撃的なカードが多いので、アドバンテージを取りに行くのが難しい。 アドバンテージを稼ぐと言えば、せいぜい《無頼勇騎ウインドアックス》くらいだ。

したがってドロマー型の場合、《ミストジアス》の軽さを活かして素早く5色揃えて殴りかかるような、 攻めっ気の強い構築にするのが良い。

ただ、色事故が起きやすい5色構成で、序盤の動きを安定させたいビートダウンを組むのは難しめ。 《ミストジアス》がまだ4枚なくて練り切れていないのもあって、今回はおまけとしてレシピを紹介した。

赤緑の確保は、《キリュー》《アルバトロス》《ロマネスク》でも可能。 《キリュー》《アルバトロス》がビートダウン向きの能力をしているので、デアリガズ型と融合させると良い。

ちなみに、トリーヴァ3マナの《フルメタル・レモン》なら3ターン目に5色達成できるような気がするが、 実は赤黒の2マナクリーチャーがいないため今は不可能。 仮に実装されたとしても、マナチャージ順まで含めた要求値が非常に高くなるため、非現実的である。

デアリガズ + 白青

デアリガズ側は、《キリュー》《アルバトロス》のSAコンビで攻撃性能が高い。

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対する白青側の強みは、グッドスタッフ性の高い《アクア・リバイバー》《電脳聖者エストール》を採用できること。 しかし、白青のカードで使いやすいものは全て、防御寄りの性能をしている。 《霊王機エル・カイオウ》《電脳聖者タージマル》《陽炎の守護者ブルー・メルキス》なども防御的。 攻撃的な《電磁聖者ウォルミル》《電脳聖霊グラリス》は、カードスペックが足りない。

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このように、デアリガズと白青は、攻撃・防御の指向が噛み合わないため、やや扱いづらい組み合わせとなっている。

白青の確保は、《レモン》《ミストジアス》《ゲオルグ》でも可能。 白青2色のカードよりは、3色カードのほうが方向性が揃う。

リース + 青黒

リース側の取り柄は、何といっても龍仙ロマネスク。 《プラチナム》が合わさればブロッカーを一気に2体以上出すことができるし、 運が良ければ《プラチナム》の敗北回避効果で延命できる。 《プラチナム》で窮地を凌ぎ、次のターンから伸びたマナをどんどん使っていきたい。

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青黒側は、全カードの中でも随一の汎用性を持つ《腐敗電脳アクアポインターを抱えている。 《ポインター》→《ロマネスク》のマナカーブもバッチリだし、どちらもコントロール寄りという性質も噛み合っている。

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デッキの方向性が一番すっきりしそうだったので、今回はこの型をメインとして投稿する。

一見完璧に見えるこのカラーリングの問題点は、他の採用クリーチャーに悩むということ。 リースは現状《ロマネスク》のみ。 青黒は、《腐敗電脳メルニア》《電磁傀儡ポワワン》《幻槍のジルコン》《覚醒のタンザナイト》などの良質なクリーチャーが揃うものの、 グッドスタッフというよりかは個性で戦うクリーチャーが多い。

青黒の確保は、《ミストジアス》《ゲオルグ》《バイオレンス・サンダー》でも可能。 青黒よりはグッドスタッフ性が高いので、この辺りを絡めて色の確保を頑張る。

構築解説

《ロマネスク》+《アクアポインター》の5色セットをベースに構築。 色を見ながら使いたいグッドスタッフカードを入れて行ったら、すぐにスペースがなくなった。 後付けでデッキの方向性を説明すると、 《ロマネスク》のマナと《プリズム・ブレイン》《アクアポインター》の手札補充で物量圧殺を狙う、というところ。

序盤のマナブースト《フェアリー・ライフ》《霊騎幻獣ウルコス》。 《ウルコス》は《ロマネスク》以外の白・緑クリーチャーの役割も果たす。 《フェアリー・ミラクル》はデュエプレに来れるのだろうか。

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《ロマネスク》以外の赤クリーチャーとして、《腐敗勇騎ガレック》。 《ロマネスク》が来ない場合、《ガレック》+《アクア・リバイバー》+《ウルコス》などの組み合わせで5色を狙おう。

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制圧要員兼フィニッシャーとして、《超鎧亜キングダム・ゲオルグ。 汎用性が高すぎる。 環境レベルのパワーカードではあるのだが、個人的には《二角の超人》のようなポジションなので、 カジュアル寄りのデッキに入れてもいいと思っている。

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せっかくマナを伸ばすなら、という思考で、 聖霊王アルファディオス》《極仙龍バイオレンス・サンダー》の2枚を積んだ。 初めは

《アクアポインター》→《ロマネスク》《プラチナム》→《アルファディオス》

というコンボをしたかったのだが、決まる気配が無かったため枚数を削った。

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翡翠と紅玉の炸裂》は、赤緑確保かつマナ回収の呪文。 本家の《炎昌バクレツ弾》が、コスト・色・火力範囲すべてにおいて強化された良カードである。 これから多用していきたい。

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おまけ:ドロマーデアリ軸プラチナム

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こちらも感触は悪くなかった。 気が向いたらまた練りたい。

《ガントラ・マキシバス》で殴るのが楽しい。 《幻槍のジルコン》は《アルバトロス》に備えた墓地肥やし用。

《百発人形マグナム》については「おまけのおまけ」を参照。

おまけのおまけ

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《マグナム》下で《アルバトロス》→G・ゼロ召喚→《アルバトロス》破壊→《キリュー》蘇生で特攻

というコンボを思いついた。 この型は、G・ゼロ要員を《プラチナム》から《レオパルド・ホーン》に置き換えたもの。

コンボが弱すぎて《パワー》しか使わないのでボツ。

ガラムタゲオルグOTK【デュエプレ】【DMPP-08N】

デッキレシピ

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  • コンセプト:A
  • 完成度:B
  • デッキパワー:A
  • 思い入れ:B

割と決まる。

キーカード解説

《超鎧亜キングダム・ゲオルグ

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6-9000W, 進化多色クリーチャー。 出た時相手オールタップ、攻撃時味方オールアンタップ。 紙の頃は「攻撃時、場のクリーチャーを1体タップorアンタップ」だったが、それが大幅に強化された形だ。

《聖天使クラウゼ・バルキューラ》の上位種のような動きができる強カードである。 横に1体並べておけば、出たターンに3体のタップキルが可能。 《日向草》のように、周りの打点を倍にして突然の殴り切りにも使える。

ただし、効果を存分に発揮するには、召喚前に場にある程度クリーチャーを出しておかなければならない。 こういうお膳立てが必要になるカードは、見た目よりも使いにくいというのがお決まりである。 今後のユーザーの開拓に期待したい。

真面目に使っても強そうだが、今回はコンボで運用したい。 環境的に強かった場合、ただの強カードを使ったデッキになってしまうが、 そこはパックリリース直後ということで目を瞑っていただきたい。

《無双恐皇ガラムタ》

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プレイヤーを攻撃してブロックされなかった場合、黒と緑のブレイクするシールドのトリガーを封じる。

《ゲオルグ》で相手のブロッカーを全タップすれば、《ガラムタ》の攻撃は必ず通る。 さらに、《ゲオルグ》でシールドを割りに行く際の難点である「味方が先にトリガーを踏むと効果が使えずに終わる」をケアできる。 相性的にはバッチリだ。

そしてなんと、《ガラムタ》+《ゲオルグ》+緑or黒のクリーチャーが1体いれば、トリガーを完封してゲームエンドになる。 横のクリーチャーが緑or黒でなくとも、そのクリーチャーが割る1枚がトリガーでなければ勝ち確定である。

ただのコンボにしては結構ヤバい。 《ゲオルグ》の潜在的なカードパワーが伺える。

構築解説

コンボが決まるように構築。 《ゲオルグ》は持っているなら4枚積んでもいい。

並べる"もう1体のクリーチャー"としてぜひ出したいのが、《青銅の鎧》。 《ガラムタ》のシンパシー元にもなれる。 8弾の《霊騎幻獣ウルコス》にデッキスロットを奪われそうになっているが、カラーや種族でまだまだ差別化できるだろう。 補助的に《幻緑の双月》も入れている。

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多色の軽量進化元は、《霊王機エル・カイオウ》《電脳封魔マクスヴァル》。 《マクスヴァル》は、《ガラムタ》《ゲオルグ》のコストを下げることが出来る。

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もちろん、カラーリングやマナカーブ的に《腐敗電脳アクアポインターも欠かせない。 このレシピに限らず、《ゲオルグ》はコイツを進化元にできるのがめちゃくちゃ強い。

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コントロール相手のドローソースに《口寄の化身》。 多種族持ちが多いのでズルいほど引ける。

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このレシピだと、

  • 《幻緑》→《マクスヴァル》→《ガラムタ》→《ゲオルグ
  • 《エル・カイオウ》→《青銅》→《ガラムタ》→《ゲオルグ

のように、5ターン目即死のパターンが2ルート取れる。 デッキのちょうど半分が多色カードなのでそこまで上手く行くことはないが、 6~7ターン目には割と決まると思う。

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改良案

anonymousさんのコメントより、《電磁傀儡ポワワン》。 《ゲオルグ》の進化元かつ、《ガラムタ》のシンパシー元となる。 除去が多い環境になったらこのカードを入れると良いと思う。

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AD構築では

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https://youtu.be/xpi0DLo5s9o

AD構築になるが、もっと簡単かつ美しいコンボを見かけてしまったので紹介。

《幻想妖精カチュア》と多色1体を置いておくだけで、

《カチュア》タップ《ガラムタ》1枚→《ゲオルグ》2枚→《カチュア》タップ黒or緑ドラゴン2枚→《ガラムタ》トドメ

まで行ける。

《カチュア》×《日向草》の同じようなコンボは知っていただけに、 こちらを思いつかなかったのは悔しい。

まあ《カチュア》を持っていないのだが……。

おわりに

このレシピかどうかはともかく、来期は《ゲオルグ》でランクマッチに行くかもしれない。

デュエプレ 2弾カードスタン落ち 所感【DMPP-08】

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はじめに

この記事では、New Divisionフォーマットにおいて2021/02/18からスタン落ちするDMPP-02のカードの紹介と、 それらが環境に与える影響について考察した。

この記事の内容は、スタン落ちが適用されるNew Divisionフォーマットについての話である。 All Divisionフォーマットではこれらのカードも普通に使えるので、早とちりしないようご注意願う。

ちなみに、5月開催予定の公式大会はAll Divisionフォーマットの予定である。

スタン落ちについて

mikegamo.hatenablog.com

スタン落ち1弾カード

要点

【カチュア】消滅、【ブリザード】弱体化。 この2デッキに弱かった【メカオー】を止めるデッキがいなくなった。 《サウザンド・スピア》《ピーカプのドライバー》なども消えている。

【テクノロジー】【ガルザーク】はテンプレ構築が使えなくなる。

【除去サファイア】にも弱体化要素あり。

※こちらは全て、8弾のカードリストが公開される前の評価である。実際に環境がどうなったかは、別記事で確認してみてほしい。

2弾スタン落ちカード紹介

環境カード

《幻想妖精カチュア》

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サファイア》登場で一気に環境に躍り出た彼女が戦場を去る。 デッキタイプ【カチュア】は、NDルールから姿を消すことになる。

【カチュア】は【ツヴァイ】【メカオー】に有利を付けうる貴重なデッキタイプだった。 これが消えることで、環境はさらに展開系コンボで埋め尽くされるように思う。

【天門】をはじめとする除去コントロールは、《カチュア》をどかすための軽量確定除去の枠を他に割く余裕が出来そう。

《雪溶妖精シャーマン・メリッサ》《雪渓妖精マルル》
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3弾リリースから10ヶ月間、環境トップを走り続けた【ブリザード】がついに弱体化。 特に《メリッサ》は、破壊されても次に《ブリザード》を出せば回収できるため、 デッキの火力除去耐性を補強する重要パーツだった。

2コスト緑単スノーフェアリーは《愛嬌妖精サエポヨ》《薫風妖精コートニー》《神楽妖精パルティア》の3種がまだ残っている。 しかし、7弾環境のテンプレレシピでは、《ブリザード》のアドバンテージ量を増やすため、 《メリッサ》まで含めて2コスト4種が全て4枚積まれていた。 人によっては17,18枚目として《マルル》も入れていたほどである。 この2枚が落ちるのはかなりの痛手となる。

《翔天妖精レチア》《闘竜妖精ティルニア》などでフェアリーを補充することはできるが、 これらは《ブリザード》と相性の悪い多色カードである。 さらに、赤軸にすると【白ブリザード】の強みであるタップキルがなくなってしまう。

《ブリザード》がNDで使えるのは今環境が最後。 それを惜しんでND環境で【ブリザード】を使うには、思い切った構築の見直しが必要である。

黒神ゾルヴェール》

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【ガルザーク】が半壊。

黒入りドラゴンデッキの縁の下の力持ちがさようなら。 【ガルザーク】はこのカードに支えられていたと言っても過言ではないため、ND環境で組むのは厳しいと思う。

高汎用カードなので、構築済みなどに収録されてひょっこり帰ってくる可能性も捨てきれない。 どうせ《ガルザーク》が次環境で落ちるので、あまり旨味は無いが。

《キング・アトランティス》《スパイラル・チャージャー》
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正統派の【テクノロジー】が終了。

《テクノロジー》から出してオールリセットするデカブツ、 時間を稼ぎながら《テクノロジー》に繋ぐチャージャー。 核とまでは行かないが、どちらも重要なカードだった。

《テクノロジー》は【ツヴァイ】に組み込まれて生き残るだろう。

ADでは《ロスト・ソウル》が怖いので、【テクノロジー】を使うには勇気が要る。

《クリムゾン・チャージャー》《サウザンド・スピア》
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除去コントロールの汎用火力呪文が2枚消えた。

《クリムゾン・チャージャー》は、軽量クリーチャーを除去しながらアドバンテージを稼ぐ呪文。 ただ、【ツヴァイ】はともかく、【メカオー】【アポロヌス】はパワー2000越えのクリーチャーが多いため、 どのみちこれがあっても辛かった。 《ブレチャ》《リバチャ》と一緒に、デッキビルダー2021で拾い上げてほしかった感もある。

《サウザンド・スピア》は、単体で機能するものとしては最高ラインの全体火力呪文である。 しかしこれも、【メカオー】がパワー4500の《霊王機エル・カイオウ》を手に入れたことで、 万能カードではなくなるところだった。

《ピーカプのドライバー》

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速攻用のブロッカー対策カードがまた一つ消える。 《火炎流星弾》も無い今、速攻はどうやって《エル・カイオウ》を倒せばいいのだろうか。

非環境カード

《アストラル・リーフ》

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2弾環境を荒らし、3弾環境では《ブリザード》との共演を果たし、 6弾では【リーフメビウス】で息の長さを見せつけた。

とはいえこのご時世、もうランクマッチで見ることはほぼ無くなっていた。

《光器ペトローバ》

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かつて【白リーフ】【ドロマーイニシエート】、5弾環境以前の【白ブリザード】など、小型種族のデッキを強化してきた。 最近でも【メカオー】のアクセントとして使われることがあった。 ガチからカジュアルまで、様々な種族デッキを支えてきた良カードである。

最近は5マナでこれを出している余裕が無くなりつつあったので、そこまで影響は無い。

《レベリオン・クワキリ》

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かつてのビートダウンの王。 2弾【緑リーフ】、3弾【青ブリザード】などのエースカードだった。 《ヘブンズ・ゲート》からの《剛撃聖霊エリクシア》によって高パワーの旨味が無くなり、環境から去っていった。

その他
  • 《超竜バジュラ》
  • 《傀儡将ボルギーズ》
  • 《時空の守護者ジル・ワーカ》
  • 《爆竜兵ドラグストライク》
  • 《日輪の守護者ソル・ガーラ》
  • 《邪魂創世》

スタン落ち回避カード

  • 《アクアン》
  • 《怒髪の剛腕》
  • 《ブレイン・チャージャー》
  • 《リバース・チャージャー》
  • 《龍の呼び声》

は、スタン落ちを回避している。

おわりに

インフレが進む前の弾ではあるが、ちらほらと優良パーツが落ちている。 【カチュア】消滅、複数のデッキタイプが少なくない影響を受けるので、 AD環境とND環境はだいぶ違った様相になると思われる。