ミケガモのブログ

ドスパラ Magnate IM ~本体セッティング編~

ドスパラでデスクトップPC、Magnate IMを購入しました。本体のセッティングについてやったこと・気付いたことをメモ。周辺機器のレビューは別の記事に。

デスクトップPC本体

ドスパラ Magnate IM

https://www.dospara.co.jp/5shopping/detail_prime.php

  • OS Windows 10 Home 64ビット
  • CPU インテル Core i5-8400 (2.80GHz-4.00GHz/6コア/9MBキャッシュ)
  • グラフィック インテル UHDグラフィックス630 (CPU内蔵)
  • メモリ 8GB DDR4 SDRAM(PC4-21300/8GBx1)
  • ハードディスク 1TB HDD

カスタムはOffice Premiumのみ。

マザーボード

ASUS PRIME H310M-A

www.asus.com

ドスパラ公式サイトには書いていないが、内蔵されてるのはこれ。 自分でいろいろ増設しようと思う場合、空いているスロットは以下の通り。

M.2ソケットはPCIe2.0までしか対応していないので要注意!またこれをSATA接続で利用する場合、SATAポートの2番とラインを共有する。

M.2 SSD

SAMSUNG 960 EVO M.2 MZ-V6E250B/IT

www.samsung.com

せっかくなので超高速(PCIe)タイプのM.2 SSDを購入したのだが、M.2スロットがPCIe2.0までしか対応しておらず、最大10 Gb/s(Crystal DiskMarkでRead 900 MB/sくらい)しか出なかった。PCIe3.0x4対応ならRead 3000 MB/sまで出るらしい。ぐぬぬ

後で調べたところによれば、M.2やSSDの通信速度の規格は以下のようなラインナップとなっている。

  • PCIe3.0 = 32 Gb/s
  • PCIe2.0 = 10 Gb/s
  • SATAⅢ = 6.0Gb/s
  • SATAⅡ = 3.0Gb/s

購入した960EVOはPCIe3.0の上限値まで対応できるが、自分のPCではマザーボード側のPCIe2.0がボトルネックになってしまっている。960EVOは宝の持ち腐れになってしまったが、SATAタイプのM.2 SSDでは6.0 Gb/sが限界なので、一応PCIeタイプを買った意義はあると言える。今のところ予定はないけれど、どうしても速度を上げたくなったら、

という手がある。前者はグラボが挿せなくなる、後者は手間がかかりそうな上にOffice Premiumが怪しい。

前に使っていたノートPCにSSDを換装したときは、SSD側がSATAⅢ、PC側がSATAⅡ対応だった。前よりも3倍以上速いので十分満足である。…なんか同じようなミスしてるな。

モリー

Crucial 8GB DDR4-2666 UDIMM

www.crucial.jp

仕様は本体付属のものに合わせた。 ちなみに一度ノートPC用のメモリを間違えて買ってしまって返品した。

SDカードスロット

Links 内蔵型カードリーダー SFD-321F/T81UEJR

www.links.co.jp

テキトーに増設すればいいでしょと思い、電源・通信速度が安定するUSB3.0対応のものを買ったらなんと、電源の19ピンコネクタをつなぐ先が余ってなかった。返品してUSB2.0対応製品を買うか、はたまた外付けSDカードリーダーで妥協するかと迷ったが、ここまで来て引き下がりたくなかったので内部ピン増設ボードを買い足す。

オウルテック USB3.0増設ボード

www.owltech.co.jp

外部USB3.0×2ポート+内部19ピンコネクタ×1ポート増設。電源のSATA15ピン電源がマザーボード上になくて焦ったが、基板から分岐した電源ケーブルが宙ぶらりんに伸びていた 。気付けて良かったー。これとSATA電源ケーブルを買って解決。

USB電源供給

BIOSから設定可能。「USB」で検索をかけ、それっぽい項目をEnabledにしたら上手くいった。 USB接続のパススルー機能付きキャプチャーボードを繋ぎっぱなしにしておきたかったため。


全体的に、知識と計画性のなさが見て取れる。恥ずかしい。

個人的PC初期設定

出来心でデスクトップPCを購入してしまった。 そんなわけでPC初期設定の備忘録。 随時更新予定。

ソフトリスト

初期設定時に入れるソフトをリストアップ。 上にあるものから順に入れていく。


以下コメント。

Google Chrome

我らのライフライン。 Edgeを否定するわけではないが、やはり同期が便利。

EaseUS Todo Backup Home

ディスクコピーソフト。SSD換装時に使う。 OS入りのHDDの中身を丸ごとSSDにコピーし、SSDからPCを起動できるようにすることができる優れモノ。

jp.easeus.com

Windows Classic Shell

スタートボタンをWindows7ライクにしてくれるソフト。これが無かったら自分は野垂れ死んでいると思う。

エディター

エディタソフトは以下の3つを使い分けている。

Simplenote

クラウド型メモ帳ソフト。UIも機能も極限までシンプルな作りになっている。スマホ含む複数の端末で使うソフトなので、細かい設定をしなくて済むのはありがたい。

Atom Editor

GitHub製、オープンソースのエディタソフト。ショートカットキーが素晴らしく便利で、作業効率が大幅に上がること間違いなし。さらにユーザーが開発したパッケージが山のようにあり、文法ハイライトや編集サポートなどカスタマイズ性が非常に高い。端末ごとの設定が面倒かと思いきや、複数端末間でエディタ設定を同期するパッケージまである。機能面では他の追随を許さない。とにかく最強なのだが、たまによくわからない落ち方をするのが玉に瑕。

サクラエディタ

純粋なオフラインのメモ帳。Atomはどうしても重いのと、.txtに特化したテキストエディタが欲しいので導入している。この子のカスタマイズ性もなかなか。

本体設定

  • 設定>テーマ>デスクトップアイコンの設定
  • 設定>色でグレーを選択
  • ポップアップ画面からユーザーアカウント制御の設定
  • 壁紙を黒に設定
  • 隠しファイル、拡張子表示設定
  • ユーザー辞書ツールで単語登録

Texのメモ。

表の中での改行

tabularのセル内では改行が出来ないので、段落を生成する構文

\parbox{}{テキスト}

を使う。段落幅は自分で決めなければならない。上の行との間隔、セル内の行間を微調整するため、自分が使った時はこんな形になった。

1-1 & 1-2  \\ [+5pt]
2-1 &  \parbox{15em}{\fontsize{9}{5}\selectfont 長いテキスト}


フォントサイズ

\parboxと組み合わせて使った。

\fontsize{サイズ}{行間}\selectfont


下のサイトがとても便利。Excelからのコピペもできる。 www.tablesgenerator.com

プログラミング言語「fortran」のメモ。

全てfortran90のもの。

配列

多次元配列(行列)の初期化

値を入れながら多次元配列を宣言するときは、

A(m,n) = (1次元配列).reshape(shape(A))

とする。配列の中に配列を入れる、という一般的な形での宣言は受け付けてくれない。

さらにここで、悪名高きfortranの多次元配列代入の仕様に注意。reshapeやファイルのreadなどで1次元の数列を多次元配列に初めから代入していく場合、代入される場所は(1,1), (2,1), (3,1)...という順である(普通の言語なら(1,1),(1,2),...となるところ)。例えば

A = (/1,2,3,4,5,6/).reshape(3,2)

を実行すると、結果は

((1,3,5), (2,4,6))

である。

特定行へのアクセス

「ある行をn倍したい」という時など、行の成分をまとめて処理する際は

 A(1,:) = A(1,:)*0.5

のような書き方が可能である。

size,shape関数

size(配列, 次元)

で、任意の次元の要素数を取得できる。例えばある2次元配列で、各行に対しループを回したいときは

do i = 1, size(A, 1)
  (処理)
enddo

としよう。次元のオプションをつけないと、全要素数が返ってくるので注意(3x2行列なら"6"が返る)。

shape関数は、配列の次元を一次元配列で返す。sizeが使えればあんまり出番が無さそう。

if文

if (条件 1) then
  aaa
else if (条件 2) then
  bbb
else
  zzz
end if

条件式を( )でくくる。最後のelseにはthenがいらない。 基本的な構文なのにも関わらず、ググった回数は数知れず。

allocate/deallocate

deallocate文は、一度宣言したallocatable配列の長さをリセットできる。再度allocateすれば、配列の長さを前回から変更することも可能。 ループごとに異なる要素数の配列を用意したいときに有用だった。

real(8),allocatable :: matrix(:,:)
 allocate(matrix(10,15))
~~~
 deallocate(matrix)
 allocate(matrix(20,30))
~~~

ファイル名に番号を割り当てて保存

変数の値ごとに別のファイルに計算結果を書き出す際に使ったコード。 文字列の扱いにはあまり強くないfortranは、

  • character型は長さを手動で宣言しなければならない。
  • char(x) のような構文が使えない。

そのためここでは、

  1. 十分長い文字列を用意する。
  2. 目的の数値をcharacter型に代入する。
  3. trim関数で文字列の余り部分をトリミングする。

という手順を踏んでいる。

real(8) :: x = 1.2d0
integer :: ios
character(len=30) :: filename, fullname

filenum = int(x*10)
write(filename,'(i0)') filenum ! point1: 整数型のfilenumを文字列型のfilenumに書き込み(代入)
fullname = trim('result'//trim(filename)//'.txt') ! point2: trim関数で文字列の余白部分をトリミング
open(unit=filenum, iostat=ios, file=fullname, action='write', form='formatted', status='replace')
if (ios /= 0) then
  write(*,*) 'Failed to open file', filenum
  stop
end if

名前を指定してファイルを開くサブルーチン

character(len=*) :: name とすることで、任意の長さの文字列を引数に取ることができる。

subroutine open_file_read(filename_strings, filenum_integer)
  integer :: filenum_integer, fileopen_ios
  character(len=*),INTENT(IN) :: filename_strings
    character(len=30) :: filenum_strings
    write(filenum_strings,'(i0)') filenum_integer !整数を文字列型に変換
    open(unit=filenum_integer, iostat=fileopen_ios, file=filename_strings, action='read', form='formatted', status='old')

忘れがちなショートカットキーのメモ。

調べては忘れを何度となく繰り返したショートカットキーたちを供養します。


何もないところで右クリック
  1. 「Ctrl+Space」でファイル選択解除
  2. 「Shift+F10」でShift+右クリック

エクスプローラーの表示が「詳細表示」のとき、Windowsのスナップ機能を使って画面半分表示をしていると、"何もないスペース"が無くて無選択の右クリックメニューが開けなくなる。Shift+右クリックからPowershellウィンドウを開くときに使用。


随時追加予定。 …ブログってこんな使い方で良いんだっけか。